映画レビュー

「M:I-2」 ミッション:インポッシブルシリーズ最強論

「M:I-2」の評価が低いので、今から僕がこってり、逆襲します。 「M:I」シリーズとは  「M:I」シリーズとは、トム・クルーズの「自身のスパイ・アクションの映画ファンとしての欲求」を満たす映画だと現在最新作の「フォール・アウト」まで観て...
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「ブリングリング」 SELFIEな時代ならではの犯罪。日本の若者はショーケースに入っちゃった。

「ブリングリング」 自撮り  SELFIEってなんで言葉、というかそういう行為、なんで流行ったんだろう、てちょっと考えてみます。  FACEBOOKに自分の投稿をあげ、注目あびたい、自分をもっともきれいに、かっこよく、しかも手軽に効率的に撮...
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「ブルーバレンタイン」 18歳未満鑑賞禁止

オンナの人は彼との関係でダメだと思ったら 「もうダメ」 と言う生き物で、 オトコの人は、ダメだと思ったら 「変われるから」 と言う生き物 というのを実生活だけでなく、映画でも教わってしまった。 そんな二人の出会ったころの美しさ、はかなさはエ...
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「アバウト・タイム 愛おしい時間について」 なんでもないようなことが幸せだったと。

THE虎舞〇のほうが先にこの映画のテーマを先んじていることにほんのちょっと日本人として誇らしく思ったりして。 本作、途中で何気なく、結構重要なことに気付く。 「この映画、タイムトラベル設定、要るかなぁ?」 果たして主人公のタイムトラベル能力...
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「ゴーン・ガール」 ネタバレ 女が怖いなんて言っちゃダメ!

この映画を見て、女の人って怖い、っていう感想もあるかもしれないけど、そういうことではないと思う。 シンザン もちろん、怖い部分はあるけど 本作は、「惚れたモン負け」を描いた作品。ニックに惚れてしまったエイミーのもがきあがいたお話。と僕は観ま...
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「悪の法則」 1時間たっぷり忠告されても、聞かないときは聞かない。聞けない。

まずは僕のリドリー・スコットに対する思いから。 リドリー・スコット作品BEST5 世間でリドリー・スコットと言えば 5位・ブラックホークダウン 4位・ブレードランナー 3位・ディレクターズカット ブレードランナー最終版 2位・ブレードランナ...
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「オンリー・ゴッド」 ライアン・ゴズリングがパイプカット。

本作は難解だ!という意見も多いのだけれども。 東洋の神秘に必要以上に傾倒してみちゃったレフン監督が、マザコンで、不能な主人公と、彼も含めて、超卑怯で臆病な白人の侵略を、北野武(風の人)がバッサバッサ切り捨てる映画。 とにかく白人グループが、...
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「ワイルドスピード SKY MISSION」 4D増しの評価ですが。

初4D 4DXについては、いつかチャンス、というか「4DX」ならでは、の作品でなければ、とまあ、ある意味見に行くことを楽しみにとっておいたんです。 最大限の効果のある作品でみたい、というよりも 「下手に面白い作品でみたら、困ってしまうな」 ...
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「ウォールフラワー」 We Can Be Heroes Just For One Day

原題「The Perks of Being a Wallflower」 「壁の花(誰にも気づかれない、ぼっち)でいることの特典」 この「特典」とは何だろうか。 本作の3人の主人公はみな少し「外れている」が、それで自分は「はみ出し者」、とはと...
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「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」 当時のファッションを、最高のキャストで楽しめる映画

野良犬のような面構えのベネディクト・カンバーバッチ。 「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」 小学生の夏休み日記のようなタイトルだが、副題以外は原題通り。 サスペンスかと思いきや 本作、まったく予備知識なく観たのですが、ドイ...