「傷物語II 熱血篇」 やっぱり、アニメ映画を観るのって大変だ。

傷物語II 熱血篇
劇場公開日 2016年8月19日
前作「傷物語I 鉄血篇」

 

前作「傷物語I 鉄血篇」を観た理由は、まあ、「チャレンジ」という言葉以外見当たらないのですが、そこに繰り広げられる世界は、これまでに観てきた映画とも、僕の知っているアニメ映画とも違う、全く「未知なる」ものだった。

 

もちろん、その人たちだけが楽しめればそれでいい、ということも十分分かります。だが、それ以上にあまりに「老若男女」な客構成にもっと驚いた。このシリーズが人気があることも知っていたし、そういう文化が多岐化し、大衆化してきたということは理解しています。

 

だが、その中身は

 

 

「ねえ、みんな、これでよいの?」

 

 

と心配するほど、表現としても、映画としても、あまりに独特だった。

「傷物語I 鉄血篇」ネタバレ アニメ映画を観るのって色々、気使って大変だ
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その続編が公開とのこと。乗りかかった船、と言うわけではないですが、前作の劇場のムードとその後の落差からの、本作への周りの人の反応がみてみたい、という映画以外の関心のみが、劇場へ足を向かわせた。

 

 

もちろん、面白ければそれでいい。

 

 

「傷物語II 熱血篇」

 

本作も、実写と見紛うほどの背景に、様々な線で描かれたキャラクターが動き回るのだが、本作は高校の委員長の女の子と主人公の会話劇と、ヴァンパイアの手足を奪った敵との戦いの2本柱で進行する。

 

本シリーズのキモはその2本柱と知ってはいたが、一見さんにはどれだけ深い会話劇か皆目分からず。

 

ただ、登場する女の子のふるまいに、こちらはただただ困ってしまうのである。

 

 

PG12

12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要
PG:Parental Guidance(親の指導・助言)の略号

※引用 一般財団法人 映画倫理機構より

 

 

PG12ですか、コレ。いや、そもそも「指導、助言」の映画ですか。

 

 

 

そもそも親は、興行的には普通のアニメ映画で、PG12にほとんど意味はなさないわけで、これ、親に指導助言させる、またはそれを見に行く子供にさせる映画なんですかね。

 

 

むしろ、親がかわいそうだ。

 

 

前作を観た観客が反省したのかのように、観客の女子率は下がって、青年率、おじさん率は上がっているようだったが、まあ、そういう意味ではこの女の子の、「さらなる扱い」は正解なのかもしれないが、僕は前作以上に違和感だらけ。

 

 

なぜそこでそれを見せる?なぜそこでそれを脱ぐ?なぜその方法でことを進める?

 

 

ちょいちょい、ギャグ顔?も健在で、それがなければ、こっちは楽しいのに、というすべて「僕にとって」悪い方、悪い方に進んでいく。

 

 

また国旗を想起させるタイトルや、ちょいちょい日本国旗が風に吹かれて、まあ、困ったものです。

 

今回はバトルもあるよ、ということだったが、僕の勉強不足で申し訳ないのですが、声優A VS 声優B みたいな文字が出て、まあ、そのやり取りに萌える、ということなんだろうが、そうなると完全に僕は「門外」。

 

その見方があってのバトルなので、相手との力関係や絵の動きにどれだけ意味があるのか、に頭が持っていかれる人間には、この映画のバトルも楽しめないことになる。

 

 

いやあ、難しいなあ。

 

 

さいごに

ラストまで観ると、案の定のおまけがあるのだが、それを最後まで見ると、いや聞くと、さっさと帰ればよかった、と思うほど、衝撃的だった。

 

こんな衝撃を残した退場は久々で、逆に貴重な思いをしました。

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