2015年 年間ベスト映画

2015年は「スターウォーズ フォースの覚醒」を見納めとしてベスト10を選出しました。

では、ベスト10です!

1位:はじまりのうた
2位:フォックスキャッチャー
3位:マッドマックス 怒りのデス・ロード
4位:ジュラシック・ワールド
5位:スターウォーズ フォースの覚醒
6位:ワイルドスピード SKY MISSION
7位:ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション
8位:クリード チャンプを継ぐ男
9位:GONIN サーガ
10位:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
次点
「ジュピター」「セッション」

ええ、久々に自分でも笑っちゃうほど、やんちゃな作品が並びました。そんななか、最終的に僕の乙女な部分が「やんちゃ」を抑え、「はじまりのうた」が1位。パチパチパチ!!

以下、寸評。

・・・・

1位の「はじまりのうた」も予想を大きく超えた、カワイイ作品。監督前作の「ONCE ダブリン・・」の演奏シーンよりもこっちのほうが好きです。「Lost Stars」もいまだにヘビロテしています。

2位の「フォックスキャッチャー」はもう、予想をはるかに上回る面白さ!いまだかつてない味のある作品。実話に基づく作品ですが、絶対にコメディです。

3位の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」はここまで弾けてるとは全く思いませんでしたし、シリーズ続編として、信じられない形で帰ってきたこと、心情的にはこれが1位でもよいんですが、だからこそ、この次が見たい、MAXの違った一面を見たいと思いました。

4位の「ジュラシック・ワールド」はJ・J・の「スーパー8」よりもスピルバーグ愛を感じました。久々の恐竜映画、というのも大きかったかもしれません。

5位の「スターウォーズ フォースの覚醒」。ファンサービス、接待映画、と言われようともそれでいいのです。まずは接待でいいのです。問題は次です。

6位の「ワイルドスピード SKY MISSION」はすみません、初4Dの感謝の差(笑)。もちろん「See You Again」は今年上半期最も聞いた、歌った、泣いた曲。

7位の「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」はシリーズ1の面白さです!

8位の「クリード チャンプを継ぐ男」は、ぜひ記事を見てください。この欄では語りきれません。

9位の「GONIN サーガ」。熱い青春映画です!

次点の「ジュピター」の、乙女の素直な妄想がここまでストレートに表現されたスペースオペラはほかに知りません。

次点の「セッション」については、そんなに特殊な、目新しい内容、作風、テーマと思ってないです。ドラムに一時期ハマっていたこともありますが、そうでなくとも本作の2人のやり取りは、日々の生活、仕事のなかで「ある程度」必要とされる一面でもあるからです。

それは10位「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」も同じなんですが、これは映画スターの「オレ、もっとやれる感」を悲喜劇にしてみせていることに非常に素晴らしいと思いました。

この作品はブロックバスター作品への皮肉ではありません。あくまで、「ショウビズ界の俺たちって滑稽だろ?」ていうコメディ映画。

7位:「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」はそれ自体も面白かったですが、今年のスパイモノ戦線で一番よくできた作品という理由でランクイン。

9位「GONIN サーガ」は本当に映画館で観れて、幸せでした。「妖しさ」は若干前作から薄くなっても、「青春映画」としての立ち位置は本当に素晴らしい。前作同様、カルト的人気を以後担うことになるはずです。

そして、ワーストですが、基本地雷を踏みにいかない鑑賞スタイルなので、世間のワーストとは全く異なります。

ワースト1位「チャッピー」

もうダントツですね。この監督の「第9地区」も全然面白いと思ってません。そのうえ、同じ路線の発想と毎度毎度どこからか借りてきた設定ばかりで、はっきり言って、この監督の何が個性なのかも特に感じ取れません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

2015年12月2日 記

コメント