「マイティ・ソー バトルロイヤル」
劇場公開日 2017年11月3日
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この作品がマーヴェル映画の大きな分岐点となっていたのは間違いない。興行的に人気のあったアイアンマンと映画評価的に高かった「キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー(以下WS)」とその他大勢プラススパイダーマン。そして「パワーバランス」。それらをまとめてひと段落つけたこと。
しかし「WS」をマーヴェル最高峰とした僕には、そもそもその後の動向には興味がなく、「CW」の方向性はパワーバランスを重視し、彼らとはそもそも力関係ではシャレにならないソーとハルクを外した「じゃれ合い」にうんざりしたもの。

また力関係ではなく、当時は実は単純に「不人気」ソーとハルクを外す、という面もあったのは間違いない。
本来、劇中ではモテモテのソーと人気者ロキがオタク映画から外され、「最強ゆえ『映画的に』扱いにくい」ハルクをどのようにどのように見せるのか。
本作の見所は一般的にはそこ。
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ソー関連の北欧神話にはあまり知識もなく、死者の国の女神ヘラの登場も「ラグナロク」の神話の展開についてもさして興味がない状態で鑑賞。
ただ僕の興味は、カンバーバッチとケイト・ブランシェット。さすがに彼らは登場すると画面をさらう。イケメン・ヘムズワースとヒドルストンも影が薄い。
しかし、それは「本来は」、だ。
ただ、今回彼らの収まりどころはアベンジャーズ最強クラスゆえに、地球に収まりきらない(というかむしろ邪魔)スケールで仕切り直したのと同時に、ソーのキャラがアベンジャーズ寄りでなく、ただのバカになったのが大正解。
マーヴェル嫌いのカミさんが本作をやたら楽しかったというのも分かる。アベンジャーズは気持ち悪く、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは小物、悪ふざけがそんなに楽しくない。何より女子が喜ぶものがない。
だが、ソーとロキはイケメン。まずはコレ大事。もちろんBL要素の意味もある。
そして、これにさらなるイケメン、カンバーバッチと女性大人気のブランシェットが楽しく絡むのである。
それはもう最強である。
なつかしの「フラッシュ・ゴードン」(’81)のような色彩、ガジェットに、実は傑作「ジョン・カーター」(’12)をも彷彿させる楽しい絵作り。音楽もそれに合わせ、カラフルなシンセ。
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楽しくないわけがない!!
頼むから、アベンジャーズともガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとも合流してほしくない、というのが僕の当時の本音。

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