シンザン

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「悪の教典」 ダミアンになれなかった男

原作未読。 タイトルからして、エマーソン、レイク&パーマーから持ってきたのかと思ってたら、本当にそうだったようです。 Come inside, the show's about to start Guaranteed to blow you...
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「マッドマックス サンダードーム」唯一無二の世界観を決定づけた第3弾

マッドマックス サンダードーム 劇場公開日 1985年6月29日 そのスピード感と果てしなき道路、やるせなさ感が、世界の終わりを感じさせた、日曜洋画劇場定番だった1作目。 ダークヒーローとしての、MAXのキャラクターよりも、文明が崩壊し、暴...
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「コラテラル」 過小評価されているトム・クルーズ

コラテラル 劇場公開日 2004年10月30日 トム・クルーズ この人ほど過小評価されている役者は存在しないのだが、40年近く第一線で活躍した彼の代表作を挙げるのは難しい。 個人的には「求められたイメージの踏襲と別解釈」こそが彼の唯一無比の...
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「インデペンデンス・デイ リサージェンス」 大統領選が楽しみだ

インデペンデンス・デイ リサージェンス 劇場公開日 2016年7月9日 「resurgence」 このなかなか聞きなれない単語は、「復活」「再起」「再燃」、あるいは「逆襲」「反撃」といったニュアンスもあるという。 なるほど、エイリアンの襲撃...
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「ロスト・バケーション」 美女とサメの正しい関係

ロスト・バケーション 劇場公開日 2016年7月23日 サメ映画と美女ブレイク・ライブリー主演、となれば、「スター俳優」に配慮しながらも、どれだけセクシーな絵、演出ができるか、という監督の腕見せどころ、という映画だろうなと思ったら、まあ、そ...
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「ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)」 あの楽しくてグロい亀さんが帰ってきた!

ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ) 劇場公開日 2016年8月26日 前作「ミュータント・タートルズ」を見て、グロい亀と美女の組み合わせに、要らぬ妄想ばかりが先走ってはいたが、十分楽しい映画でした。 だが、やはり前作の当時...
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「クリーピー 偽りの隣人」世間はもっと先に進んでいるし、もっと「リアルな恐怖」を知っている。

他人の評価を聞いて映画を見に行くことは基本的にありません。いや、評価を聞く前に観に行っているほうが多いから、と言ったほうが正解かもしれません。 当時先日某ラジオの映画コーナーで、パーソナリティが絶賛していた。信じられないくらいの絶賛で、その...
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「君の名は。」 ネタバレ 少しだけアニメ耐性が付いた僕は「君の名は。」をこう見た。

君の名は。 劇場公開日 2016年8月26日 アニメが大ヒットした2016年 公開当時の抱負のひとつにアニメ映画に果敢に挑むという、一体何に対しての挑戦かというと、ブよくわからないのですが、当時は、半年以上すぎて意外と映画を観れていないこと...
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映画 聲の形 ネタバレ とっくの大昔に中学、高校を卒業した僕は本作をどう観たか。

アニメ映画と僕 「けいおん!」「たまこラブストーリー」などで知られる京都アニメーションと山田尚子監督によりアニメーション映画化。脚本を「たまこラブストーリー」や「ガールズ&パンツァー」を手がけた吉田玲子が担当した。(映画.com解説より) ...
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「ジェイソン・ボーン」9年経っても内輪もめ、とはどういうことですか。

ジェイソン・ボーン 劇場公開日 2016年10月7日 僕にとってアクション映画とは 90年代を高校生で過ごしてきた僕にとって、アクション映画はただただ敵をぶち殺す映画であれば何も問題なく、主人公がちょっとだけ陰のある存在であれば、十分感情移...